こんにちは、3月23日（土）、既に平成31年も始まって3カ月経ちますが・・・・
おかげ様で今年1月7日より仕事始めで、その後本日までほぼ休みも取れずですが、昨年私1人で年間142件の売買契約を行いましたが、今年は昨年以上のペースで私1人で既に昨日までで、43件の売買契約を行わせて頂いております。
また【相続等での不要不動産の売却】や【その他売却査定依頼】も昨年の約倍の件数です。嬉しい悲鳴ですが、そのおかげで、今年は昨日まで【ブログ更新】の時間も取れない程（私は何気ないつならないブログ記載が嫌いな為、簡易なブログ更新は致しません）で、結局仕事始めから2カ月半程ブログ更新が出来ませんでした。（あえて言います言い訳です（笑））
さて、近年本当にスマホの大頭で、ネット不動産の弊社としては、嬉しい限りのお客様からのお問合せが本当にひっきりなしの状態です。ただし・・・・今不動産業界では日本全国の【不動産】が、この10年、20年後に特に地方では【不動産】が【負動産】に代わると想定されています。
とある情報ではこの群馬県でさえ、2045年（あと26年位）には、群馬県民が約20％減少するといった情報や、先日の【上毛新聞の記事では桐生市では2年前の人口減少が1700人以上】との発表も記事でございました。
何が言いたいか・・・要は【少子高齢化】に伴い今後不動産が売れなくなる時代（負動産時代）が既に幕開けしている事を真摯に受け取らねばならないと私は痛感しております。また昨今の人手不足にも顕著になっていますが、全国区の皆様知っている【セブンイレブン】も人手不足でオーナーさんが深夜の営業をやめた事や、現にセブンイレブンでは時間短縮営業も視野に入れている模様ですね・・
今後不動産業界のみならず、多くの業界で【人手不足】や【少子化による不動産価値の下落（特に地方）】が顕著になってきます。そのことを感じているお客様も昨今多く、実は・・・弊社では【不動産売却査定サイト】を運営しておりますが、この2年程ですが、都心部にお住まいのお客様からの【相続不動産】の売却依頼が物凄く増えております。
実際弊社で取り扱う80％前後の物件は、この伊勢崎市での【住宅付き】の不動産です。何故都心部からのお客様からの売却依頼が多いかと言うと、この伊勢崎市で育ち、その後東京の大学へ行き、卒業後は【東京に本社のある会社へ就職】し、その後結婚し、東京（地方大都市）でマンション等を購入し、結果東京都民になり、かつ実家にはご両親のみとなり、今の問い合わせの多くの年代が50代～60代のお客様から【実家を相続したが、住む予定もないので売却したい・・・】という問い合わせが本当にこの2年程で爆発的に多くなっています。弊社でも昨年は15棟近くの建物を取り壊しして、更地にして販売しました。
今年も1月から売却依頼の中で【古家付き売却不動産】が多く、既にこの2カ月半で5件の建物取り壊しを行っています。今も2棟取り壊し中で下記物件が今日の写真です。
上の写真の現場は【伊勢崎市で鉄筋コンクリート造1号目の建物】が建っていた場所ですが、今日の時点でほぼ更地になっていました・・このお客様も相続でこの物件を取得した県外の方です。
上の写真の建物は，やはりお父様がこの住宅を建築し、今は別の場所に土地を購入し注文建築をお建てになって、不要になったとの事で【早期売却したい】との事で先週から動産撤去し、今日は屋根瓦を撤去中でした。なおこの物件は既に契約になっています・・・
以上の様に、私は思いますが・・・今後【不動産神話】は大都市圏のみ残り、地方（伊勢崎市も）は徐々に不動産余りが顕著になっていくことでしょう。
前述した群馬県桐生市では2年前には既に【約4700棟】の空き家が有るらしいです・・・
さて私はこの数年思っていることですが、この熟成した日本社会で、【不動産の2極化】が既に始まっていると実感します。当然不動産購入者も多いこの伊勢崎市ですが、1点5年前と変化した事があります。それは【建売住宅の過剰供給】で相場が崩れ、以前でしたら2500万円前後の建売住宅が今や全く売れず、結局500万円～800万円値引きしないと売れない現象がこの昨今多くなってきています。またとある建売業者と話した際、購入されている方が【外国人】の方が多いとの話しも聞きます。
時代の変化、そして客層の変化、また過剰供給の建売住宅・・その他【不要不動産の早期売却依頼】などなど、この不動産業界を取り巻く環境は刻刻と変わって来ていますが・・・まだまだ昔ながらの【即決営業】や【アポなし訪問】【電話掛け営業】さらには【ネットが主体にも拘らず新聞折り込み広告・営業マンの強い営業】を行っている会社もまだまだありますね・・
でも正直時代にそぐわない営業は【今後必ず衰退】し【淘汰】される事でしょう。その不動産業界の変貌期の今、私は声を大きく言いたいですが、【不要な不動産はなるべく早く売却した方が賢明】と言うことです。
最後はバブル時代崩壊時ではありませんが【不動産のババ抜き】が始まるのでは無いかと思います。価値ある不動産（収益を生む事、自宅として利用）以外の不動産は、ハッキリ言いますが今、今売って、売り逃げした方が勝ちます。事地方では・・・
さて弊社もその渦中の【不動産会社】ですが、だから無理に人を増やさず、固定費を削減し（弊社は広告宣伝費用ゼロ）、無理な営業もせず、迅速なサイト運営を今後も実行致します。また、お客様の【今までは大切な相続資産】と言われましたが、今後【不要な負動産】に変わる前に上手に売却される様お手伝いできればと本気で思っています。
また先日も私のお客様でおりましたが、不動産を多く所有しているお父様が万一他界した場合の相続税対策（今までは賃貸アパート等建築が多かったですが、今や少子化の時代、アパート経営も定かではありませんね・・）に関しても、税理士と相談しながら、息子さんご夫妻と調整をしている方もいらっしゃいます。
ただ単に【売却物件募集中】と謳った看板やのぼり旗を掲げている不動産会社も多いですが、私は【負動産になる前にどう活用すべきか、または売却すべきか】をお客様と話し合い、良い方向へ向かう様応接を心がけています。
久しぶりのブログ更新でしたが、この数カ月いつもいつも【不動産業界の行く末】ってどうなるのだろうと考えてきました。儲けを出すためだけでは、今の不動産業では無いと痛感しています。時には【お客様へこの不動産は売らずに収益物件にしましょう】とアドバイスをしたりも致します。
また人生相談にも似た様な感じになっているお客様もおりますが、再度言いますが【不動産は今後必ず地方では負動産に変化します】。
だから今、今ご所有の不動産を皆様もう一度見つめなおしてください。
日本がこれから迎える【超高齢化社会】【極端な少子化時代】【人手不足時代】をどの様に切りに抜けていけるかが、皆様の将来にも通じるはずです。
最後に今後もブログ更新は極力行って行きたいと思いますが、本当に毎日が分刻みの様な最近、安易なブログ更新は致しませんが、今回の様に皆様に私の私見を述べたいと思った時には、プロの不動産業として、また私の人生の経験値からの私見を述べさせて頂きます。
では
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